そこから察するに、
・無線LANのAP(親機)は一度に1つのチャンネルしか使っていない。
・子機は親機と1つのチャンネルで通信している。
・複数の子機が親機にデータを要求した場合、子機では順番待ちが発生する。
・順番待ちが長いと子機は何回も送信リトライを行い、どんどん送信するべきデータが増えるという悪循環に陥る。
ということらしいです。
学校の教室には右前と左後ろに2つの無線LAN親機があります。
学校の無線LAN親機の仕様は分かりませんが、親機が1つのチャンネルしか使えないとすると、2つのチャンネル(道路に例えるといいかもしれません)しか使えずそれを40台、上手く接続できて20:20でしか接続出来ないので大渋滞が発生するのでは。
また、その他の問題に、隣の教室の無線LANに接続してしまっている例もあるのでは。
どういう仕様かは分かりませんが、学校の無線LANのSSIDで接続するのは見た目上1つしかありません。(105とかいうSSID一つ。)
つまり何を意味するかと言うと、隣のクラスの無線LANに接続してしまっているタブレットPCもあるのではないか。
授業では接続にTabletSyncなるアプリを使いますが、これが無線LAN内での接続だったら、他の教室の無線LANに接続しているタブレットが接続できないのは当たり前です。
どういう仕組みか分かりませんが、SSIDを”1-○ classroom A”とかにして複数に分け、そこに接続して貰うようにすれば接続確率が上がるのでは。
勿論机上の空論で、別のクラスが使っていないAPを使おうという仕様ならそっちのほうがマシですが。
とにかく学映システムさんには接続の改善をして貰いたいですね。 完璧でなくてもいいので。
以上、コメントの考察でした。
ここからはこの記事について考察をしたいと思います。
・使用の準備までに時間がかかる
一つ前の記事にも書きましたが、あらかじめログインさせおいて、ロック状態にしておけばログインはパスワードだけですぐログインできます。
また、IDとパスワード、数字8文字ずつなので16桁の数字を覚えるだけでいいです。 なるべく覚えて貰うようにすれば紙を用意することもないですし、セキュリティ的にも安全です。 因みに僕はIDとパスワードは暗記して、配布された紙は捨てました。 覚えられない方が問題だと思います。
・事前に授業リハーサルをしても本番でうまくいかない、PCだから100%でないよというのは困る。
残念ながらPCにトラブルはつきものです。これだけは言いますが人が作っているものなのでPCに完璧を求めるのは無理です。 実体験ですがパソコンは早ければ2時間で壊れます。
通信エラーは学映システムさんが頑張ってくれると信じるしかないのでは。 1教室に有線LAN40本と書きましたが、改めて調べて見るとコスト的には無理かと思われます。
今僕がぼんやりと考えているのは、TabletSyncやSKYMENUなどのアプリは、アドホックネットワークというもので繋げばいいのではと。
アドホックネットワークというのは、無線LAN親機を通さず、子機同士で通信するものです。
Windows7でもOSに実装されている。 筆者が確認したところ接続速度は約6Mbpsといったところか。
これで40台をP2Pリレー方式で接続すれば、接続速度は遅くても無線LAN親機を通さないので、順番待ちが発生しないのでは。 授業中なので子機と子機が遠くに移動することも無いので、ある意味TabletSync等には完璧な接続法と言えます。
しかしこれにも問題点があり、それはアプリへの実装が難しい所。 恐らくアドホックネットワークを使うなんてのは考えられていないので、アプリの再開発を求めるにしても長い時間とお金がかかりそう。
また、調べた所効率良く転送できるのは20台程度らしいです。40台同時接続は難しいと思われます。
まさにアドホックネットワークこそが机上の空論かもしれませんが、興味のある方は下の参考ページ等を見られるといいかもしれません。 特にP2Pは正しい使い方をすればとっても便利な技術であり、Skypeの通話はP2Pの技術を使っています。
ではでは。
追記:
私事ですが、自分の使っているPCがMacBook AirでLANポートが無く(学習者用PCと同じ)、LANポートが必要になったのでAmazonでこちらを購入しました。
LANをUSBに変換すると言う物です。また、USB給電をすれば無線LAN親機にすることもできます。
これを使って有線LAで接続したところ、とっても早い。
やっぱり無線より有線の方が断然早いです。 環境にもよりますが差は10Mbps程。
改めて無線より有線のほうが早いことを再確認しました。 まぁ当然といえば当然ですが。
追記:
私事ですが、自分の使っているPCがMacBook AirでLANポートが無く(学習者用PCと同じ)、LANポートが必要になったのでAmazonでこちらを購入しました。
LANをUSBに変換すると言う物です。また、USB給電をすれば無線LAN親機にすることもできます。
これを使って有線LAで接続したところ、とっても早い。
やっぱり無線より有線の方が断然早いです。 環境にもよりますが差は10Mbps程。
改めて無線より有線のほうが早いことを再確認しました。 まぁ当然といえば当然ですが。